エビングハウスの忘却曲線

ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスによって導かれた
人間の記憶-時間の経過と記憶の量の関係の曲線。


20分後には、42%を忘れてしまい、
1時間後には、56%を忘れてしまい、
1日後には、74%を忘れてしまい、
1週間後には、77%を忘れてしまい、
1ヶ月後には79%を忘れてしまう、
というもの。
忘却曲線 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「自分は物覚えが悪くて・・・」と嘆いているあなた。
記憶力が悪いのはあなたのせいではないのです。
人間の「脳」力がそもそもその程度のものなのです。

というより、脳は、わざと記憶を消していると言った方がいいかもしれません。
何故なら、
人間が五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を通して得た情報を
仮に脳がすべて記憶したならば、
その情報量の多さに、脳は5分以内に容量オーバーとなってしまうそうです。
(池谷裕二著「だれでも天才になれる脳の仕組みと科学的勉強法」)

ですから、
所詮、人の記憶力はこの程度、という前提に立って
復習することが大切なのですね。