コーチングにおける倫理とプロフェッショナリズム

プロコーチというと、一般にコーチングスキルやマインド、あり方が重視され、
その職業倫理が話題になることはほとんどありません。

しかし、プロフェッショナルである以上、
コーチにも他の職種同様、職業倫理というものがあります。

私はCPCC(米国CTI認定コーアクティブ・コーチ)として
下記の倫理に関するガイドラインを遵守しています。

国際コーチ連盟(ICF)倫理規定

CTI「正しく高潔な行動規範」

正直、上記を含むガイドラインについてトレーニングで数コマを割いた際には
この重要性について、「頭で理解した」程度のものであったと思います。

しかし、プロとして実際に様々なケースに直面するようになり
これら職業倫理についてしっかりと学ぶ機会を得ていたことに
今、本当に心から感謝しています。

と、同時に
「プロになるってこういうこと」であると。
コーチと名乗ればコーチングができてしまう危険性についても今あらためて感じています。

それが良いとか悪いとかではなく、
そういうリスクが存在しているんだということを
すべてのプロコーチには知っておいてもらいたいと思っています。