良いことは直接相手に、良くないことはコーチに

 

システムコーチング(2人以上の関係性のコーチング。

夫婦や組織など、関係者そろってコーチングを受けます)では、

相手を尊重しつつも本音で対話できる環境作りをまずセットアップしますが、

それができると、日頃口にしていない相手へのあれやこれやが

どんどん出てきます。

 

特にご夫婦の場合は関係が近すぎることもあって

結構辛らつなこともたくさん出てきます。

 

これは決して悪いことではなく、必要かつ大切なプロセスの一つなのですが

そんな時、相手にとって耳障りの悪い内容は

横に座っている相手に向かって言わず、目の前のコーチに向かって言ってもらいます。

 

逆に、相手への感謝の気持ちなど良い内容については、コーチにではなく

相手に向かって直接言ってもらいます。

「えー そうなんですか?」なんて皆さん照れますが、

温かな雰囲気に場が包まれます。

(そして、ぜひこういうことはコーチングの場以外でもお互い直接言っていただきたいです。)

 

ちなみに、あまりにも日頃のうっぷんが溜まっている場合は

圧抜きだけで1セッションかかってしまうこともあります。

そうなる前にシステムコーチングのドアをたたいていただくことが理想なんですけど・・・ね。