EQ(心の知能指数)の鍛錬は始まっている

 

今日、学童へ娘を迎えに行くと、

なにやらとっても不機嫌な様子。

あきらかに何かに憤慨している。

ずっと黙りこくっていたが、家に着くなりトイレに篭り泣き出した。

 

本人が話しやすい環境を充分に作った上で聴いてみると

学童の先生に言われてある絵を描いていたら

ある友達に、自分の絵と見比べられた後、面と向かって

「○○ちゃんって(絵が)下手」と言われたそうだ。

 

本人にしてみれば

「お友達は模写だが、自分は見ないで描いた。

見て描けばもっと上手に描ける。

でもそんなこと言っても仕方がないし、

人の気も知らないで・・・」

ということらしい。

 

娘は絵を描くのが大好きだし

もっと上手くなりたいと色々と試行錯誤しているのも知っている。

なので、友達の一言が、

かなり強烈に本人の心に刺さったことが推し量られた。

 

ただ、娘は、その子に言い返してもナンセンスだと思ったそうで

下を向いて静かに涙をこらえていたそうだ。

 

「(傷ついてるって)気がついたのはお母さんだけだったよ」

という娘を

「辛かったね。よく我慢したね。」と

ぎゅーっと抱きしめた。

 

こうやって人間関係にもまれながら

感情のコントロールを学んでいくのだろう。

 

もう少し大きくなったら、

システム・コーチングのメタスキルも教えてあげようと思う

とある春の日。