自転車を漕ぐために代表取締役になった?

 

私が従業員兼取締役から代表取締役常務に昇格してまもない頃
売上や市場の動向を追うことにいっぱいいっぱいになってしまい
休む暇もなく輪っかの中で駆け続けるモルモットのような気持ちになったことがありました。

そのことを社長に告げたところ
「自転車を1人で漕ぐのが嫌だから巻きこんだ」と
本気とも冗談ともつかないことを言われました。

今思うと、
たぶん正直なところでしょうね。


経営者って、考えることは山ほどあるのに
おいそれと人に語って頭の整理をしたり、ブレストしたり
ただ受け止めてもらったり、認めてもらったりということができなかったりします。

私はそれが苦痛で、当時某掲示板で相談したところ
守秘義務のある愚痴聞き役、頭の整理相手として
エグゼクティブコーチングというものを紹介してもらいました。


これが私とコーチングとの出会いでした。


そんな原点がありますから
コーチングをする側になった今でも
経営者の方と伴走する際には、
自分が役員だった頃の気持ちを思い出しつつ
全力でサポートしています。

そして、現在、開業医のドクターをはじめ、
様々な経営者の方にエグゼクティブコーチングをご利用いただいています。

「コーチとのセッションは”自分を取り戻す時間”」

 


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