失敗が怖いあなたへ

実は代表取締役を務めていたコンサルティング会社を辞めてコーチとして独立する直前、

半年ちょっとの間、別の会社に勤めていました。
（なんせ期間が短いのでプロフィールにも載せていないのです。）

コンサル会社を辞めたとき、「独立」という言葉が私の周囲や頭の中にも浮かんでいたのですが、

その時は決断できなかったのです。

代表取締役と言っても雇われ経営者でしたし、「自ら立ち上げるなんて私には無理」と思っていました。

そして転職した会社は、企業理念のりっぱな会社でした。
が、残念なことに、従業員のやる気を削ぐことにも長けていた職場だったのです。
入社後わかったことですが、退職者が相次いでいて当時の平均勤続年数はなんと１年でした。

そんなコーチングと対極の世界に偶然足を踏み入れて
ようやく私は気づきました。

「私がやりたいのは、ここで潰れているような人々を応援することだ」と。

そしてようやくコーチとして独立する決心がついたわけです。

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この会社への転職は、
転職としては失敗だったかもしれません。

でも、このステップがなければ
私はコーチとして独立しようとは思わなかったと思います。

「失敗するのはイヤ」

そうですよね。
できれば失敗は避けたいのが正直なところでしょう。
私もそうでした。
でもリスクを取らないといつまでたっても安全なぬるま湯から出られないのです。

「失敗は成功の母」とはよく言ったものです。
必要からしか得られないものがある。

だから失敗を恐れないで欲しいですし、
失敗したらそれこそ学びのチャンス到来！とばかり、そこから何かを学んで欲しいんです。

人生に無駄なことなんて何一つありませんから。

だからとにかく、うじうじ考えていないで行動してみませんか？