前回に引き続き「結婚生活を成功させる七つの原則」より、
関係性の4つの毒素、今回は「侮辱」のお話。
「侮辱」は「非難」に上下差が含まれる感じです。
バカにする、見下す、皮肉を言う、相手の品性を疑う、
自分は相手と同じような(低い)レベルではない/相手は自分と同じ(高い)レベルではないetc.
<例>
(あるタスクを忘れてしまったことを先輩に注意された後輩が
「TODOリストに記入したので、もう同じ失敗は繰り返しません」と述べたのに対し、)
先輩「ちゃんとメモしたからもう忘れないって?!へ~、そう。
ま、期待するだけ無駄って感じだけど。」
発言する方として考えると、非難も侮辱も一緒くたにして発言してしまっていると思います。
が、言われる側に立つと、明らかに「非難」と「侮辱」は痛さが異なりますね。(あくまでも個人の感想ですが。)
「実はそんな風に思っていたんだ」
「自分は信用されていないんだ」って思います。
そして、「非難」より「侮辱」の方が、明らかに回復が遅いです。引きずります。
ちなみに、互いに侮辱しあっている夫婦は、他の夫婦より
病気(風邪やインフルエンザ等)になり率が高いそうです。
上記の会話例は私が本書を解釈し、作ったものです。
より多くの会話例はこちらに掲載されています。