システムコーチングの説明をする時に
「組織、夫婦など2人以上の関係性のコーチングです」
という説明の仕方をするのですが、実はシステムコーチングで扱う一番小さい単位は
「自分の中の関係性」
です。
自分の中に複数の自分がいるって思うことありませんか?
例えば・・・
思う存分仕事に打ち込みたい。
会社を離れてからも勉強したいことは山ほどあって、
セミナーや勉強会にも出席したいし、資格も取りたい。社外の交流会にも参加したい。
こうしている間にも時間を無駄にしているようでジリジリする・・・
と思う自分。
一方で、
子どもともっともっと一緒にいたい。
彼、彼女の持てる可能性を充分引き出すために自分のできることはもっとあるはず。
もっとたくさん本を読んであげたいし、声かけしたり、話を聞いてあげたり。
学校から帰ってきたら「おかえり!」って笑顔で迎えてあげられたらいいのに、
何より自分に余裕がないと、
「宿題やったの?」「ほら、そこ片づけてって言ったでしょ!」と逆にイライラをぶつけてしまって
何やってんだか・・・
と思う自分。
(後者の例がいやに具体的で長いですが、特に意味はありません(笑))
その他にも「海外へ単身赴任して新たな領域に挑戦する自分」と「家族と共に安定した生活を求める自分」だったり。
「安定志向の自分」「他人と同じことをするのが嫌な自分」etc・・・。
そうなんです。
自分の中にもいろんな自分、つまり多様性を持った自分がいるんです。
Aの自分を取るか、Bの自分を取るか、という選択肢だけではなく
AもBもCもDもいる自分だからこそ、それらを融合するとどうなるのか、
それぞれのどんな点をもっと活かしたいのか。
そんな多様性を取り扱うシステムコーチングのツールをパーソナルコーチングで使うこともあります。
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